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● 設置前のお話:技術的な、その他
実際取り付けてみないと分からない、様々なお話
* 影による影響や、地域の気温による影響、重量や雨漏り問題と、設置前に気になる事や気にした方が良い事があります。当社の長い経験の中で、実際にあったお話から気になるところをピックアップしました。
■雨漏り
- 太陽光発電メーカー各社でも、雨漏りのしない構造や工法の指導など、メーカーごとに資格制度を設けています。ですが、最終的には工事をする業者が最も重要となります。
- 当社では、たとえ遠隔地であっても本部の責任者が工事業者と面接を行い、十分な信用が得られた業者にのみ発注しています。
- エコナバンクは、各メーカーと緊密に連絡を取り、最適な工事が行われるように常に管理・監視を行っています。
- また、見積もり段階の現場調査時でも、悪質な業者の場合、瓦を割った等の話を耳にします。
- 現場にかかわったその時から、お客様との信頼関係を築く事を第一に、エコナバンクは仕事をします。
■気温による影響
- 「太陽電池は熱に弱い」
- 太陽電池自体が熱を持つと、発電効率が落ちます。
- 電池温度が70度に達すると、25度の時と比べて、約30%発電効率が低下します。夏の日差しは良いのですが、高温になると効率が落ちます。この効率の低下を防ぐ為に、太陽光発電機専用の冷却用水撒き装置まで売られている場合もあります。
- 高温に対する根本的な解決は、高温による効率低下が起き難い太陽電池パネルを選択することでしょう。一般的な単結晶・多結晶シリコン太陽電池共に同じように効率は低下します。唯一、パナソニックのHIT太陽電池は、高温においても効率の低下が少なく、特に冷却をしなくても高効率を確保できます。たいへん優秀な高効率太陽電池ですので、特に夏場高温になる事が懸念される場合には、是非ご検討ください。
- 太陽電池そのものは、シリコン自体や構成材料が溶解するような高温でない限り寿命そのものに影響はありません。過去の事例として、火災現場からの引き取りパネルが正常作動した事例も報告されています。
■影による影響
- 見逃しがちな小さな影、例えばテレビアンテナの影や、手すりや物干しの陰等、太陽電池パネル全体から見るとたいへん小さな影でも、その影のサイズ以上の効率低下が起きます。
- これは、太陽電池パネルの構造によって引き起こされる「電圧降下」が原因です。太陽電池は、実は小さな太陽電池が沢山並んでいてこれらが直列に並んでいるので、たとえ一部分でも発電効率が低下(小さな影)でも、全体から見ると単に抵抗となってしまいます。
- 発電の足並みのそろわない部分は、多少発電しているにもかかわらず抵抗となり、他の元気の良い部分の電気を逆に食う存在になってしまう為、太陽電池パネル全体では、思ったよりも大きな効率低下となってしまいます。
- 影はまた別な問題を起こします。
- 影の部分は抵抗となりますが、この抵抗の結果、熱が発生します。「ホットスポット」と言います。
- 長期間、葉っぱなど、ある程度の大きさの影となるものがこびりついたまま放置すると、その部分が発熱をして、悪くするとパネル1枚がそっくり駄目になる事があります。
- 設置前、設置後ともに、陰は意外な影響がありますので注意が必要です。
- また、数十メートル遠方の樹木等であっても、薄く影がかかり影響を及ぼす事例もあります。事前シュミレーションとともに、担当との事前打ち合わせを緊密にしてください。
■重量に関して
- 「太陽光発電パネルは軽い」
- 一般的な屋根の重さは、昔からの粘土瓦で、125平方メートル(約38坪)の住宅の場合実におよそ5.5トンもの重量があります。雨が降ると粘土瓦は、更に20パーセントもの水分を含みますのでその重さは、約6.6トンにもなります。1平方メートルあたりに直すとその重さはおよそ44キログラム(乾燥時)となります。
- 軽量と言われる屋根材料でも、およそ20キログラム。太陽光発電パネルは、更にその半分の1平方メートルあたり約10キログラムとたいへん軽量です。
- しかも、屋根が事実上2重構造となりますので、屋根自体の耐久性や、家屋内の温度の上昇を防ぐ事が出来ます。
- 適切な設置工事がなされれば、太陽光発電パネルは、むしろ屋根の寿命と住環境を向上させる機器となります。
■耐久性・交換部品に関して
- 太陽光発電パネルに内蔵されている太陽電池自体は、よほどの熱が加わらない限り、半永久的に電気を作り続ける事が出来ます(住宅用、単結晶・多結晶シリコン太陽電池)。また、パネル表面を覆っている強化ガラスは、身の危険を感じるほどのサイズの雹(ひょう)が降っても割れないくらい強靭な構造であり、また、長期間風雨に晒されても変色などが無い材料へと進化してきています。10年の使用で、10%程度の効率低下があると言われていますが、使用上その変化を読み取る事は、難しいレベルです。
- システムの中で最初に壊れるだろう部品は、「パワーコンディショナ」です。直流電流を交流に変換する際に、動作するインバータと言う部品に寿命が存在する為、いつかは作動しなくなります。その期間ですが、およそ10年と言われています。ただし、使用状況等によってその期間は前後しますので、あくまでも目安と考えてください。
- もうひとつ。これは耐久性とは関係ありませんが、「売電メータ-」に関しては、測定器という事で製造日より10年で交換が義務付けられています。このため、メーター記載の有効期限と同時に交換が必要です。
- 太陽光発電システムは、システム全体として設置する住宅並みかもしくはそれ以上の耐久性があると言われています。また、万が一故障や交換が必要な場合でも、ユニットごとに交換すれば良い為、最低限の修理費用で元の機能を回復できるメンテナンス性の良さも兼ね備えています。
※結晶系シリコン太陽電池を例とした特性でお話しています。
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